ぼがり |
それは、さくらんぼ狩りのこと。今が旬の山形の特産品、さくらんぼ。
4年連続で行ってます。とにかく、なんとか狩りの中では、かなり料金以上に食べれて良心的。1200円で時間制限なんて無いも同然。赤く熟れたさくらんぼを探す楽しさ。梯子に登ることもしばしば。「この木は甘いよ~」とか言いながら次々に口に入れては種をフッと出す一連の流れ。
半ビニールハウスのようなところだから、なかなか暑い。そこに時折そよそよ~と風が入ってきて気持ち良い。
さくらんぼはほど良い上品な甘みだし、水分補給にもなるし、高価な果物をこの値段で食べ放題だなんて~という思いから、毎年ものすごい量を食べてしまうのです。
友達との間では、さくらんぼでおなかいっぱいになることを、”ぼばら”と言っている。後でおなかを壊すのは基本。そんなことを心配していてはぼばらにはなれない。
農園の方たちとのおしゃべりも心和むひと時。訛っててよくわからないこともあるけど、それもまたほのぼのとしていいもんだ。
さて、今年はというと、収穫時期が遅れているようでした。毎年6月20日前後に行って、熟した甘いさくらんぼでぼばらになっていたんだけど、今年は6月24日でも熟れ具合はあと半歩から一歩という木がほとんどだった。味も甘さもあるけど酸味も結構強かった。というわけで、例年ほどの勢いで食べることはなかったけど、ま、そんな年もあっていいのかな。とりあえず、軽くおなかは壊しましたけどね。
この土日は天気が良くて気温も上がるから、一番いいんだろうな。月曜日に行くと、手ごろな高さで美味しそうな実を見つけるのは難しくなるかも。梯子梯子。
昔に比べていつでもなんでも食べられる昨今、これだけ旬が限られてるものも少なくなってきてるのではないでしょうか。東北へ行ってみたいな~とか、さくらんぼ好きな方、是非この時期にいらして下さい!緑の葉っぱで生い茂った木に赤い実がたくさんなっててとてもかわいいし、町に歓迎されてる気分になると思いますよ。